| ブレダン |
ロドルフ・ブレダン 1825-1885
19世紀フランスの版画家。ルドンの師。「呪われた芸術家」としてユゴーやボードレールらを魅了した。経済的に恵まれず、日雇いや道路工夫をしながら「微細な想像力」をもって刻んだ版画は生涯を通じ160点近い。カナダに新天地を求めるが失敗。友人の援助で帰国。窮乏の中、屋根裏部屋で没す。
この版画は生前に刷られ、ブレダンの死に際し部屋に残されていたもの。それを示す娘のロドルフィーヌの空押印(Lugt 2194)あり。貼りこみのシナ紙への刷り。ブレダンらしい象徴性に富む作品。
「エジプト途上の休息」
1878年、石版画、Van Gelder 138、
U/ U、22.8x20.0cm、版上モノグラム