Constable Country
コンスタブルのふるさと 1
リバプール・ステーションから鉄道で北東へ
こじんまりとした イプスウイッチ駅 コンスタブルのふるさとへ
ターナーが、「旅の画家」といわれるほど、各地を旅行し、壮大な景色や荒れ狂う自然をテーマにした作品を描いたのに対し、コンスタブルは、旅を好まず、生まれ故郷のサフォークの穏やかな自然を描きました。また ターナーが早熟の天才とされたのに対し、コンスタブルが英国の画壇で評価され、RA(ロイヤル・アカデミー=王立芸術院)の会員に推挙されたのは 晩年のことです。
ターナーの あの靄(もや)に包まれたような晩年の画風は、時として印象派のさきがけといわれますが、自然を観察し、移りゆく雲などの天候を画面に現わそうというコンスタブルの制作態度や、作品を通じてフランスの画家たちに与えた影響の大きさを考えたとき、印象派への影響という点では、むしろコンスタブルの方が強かったとすら言うことが出来ます。何かと、比較されることが多い二人の風景画家ですが、今回はこのコンスタブルの故郷を訪ねてみました。
まずは、サフォーク州のイプスウィッチへ...。