ポール・ゴーギャン
Paul Gauguin 1848-1903
フランスの後期印象派(綜合主義)の巨匠。証券会社勤めのサラリーマン生活をやめ、妻子を捨てて南海の小島に制作の場所を移し、そこで没す。生涯におよそ70点の版画を制作。
この版画はゴーギャンがタヒチ島時代に発行した「真面目な新聞・笑い」のタイトルとして制作されたもの。1921年に、息子のポーラによって刷られたいわいる ポーラ版(限定100部)の番外品。通常のエディションにあるポーラの鉛筆サインと番号はない。小品だが、ゴーギャンのエスプリをよく示す作品。
なお、タテに版木の割れが見られるが、これは繋ぎ合わせた木口木版の版木が乾燥して割れて出来たもの。
「笑い」
1899年、木版画(木口木版)、Kornfeld 58、 10.3x18.3cm、版上サイン