レンブラントハウスの複製・復刻版画

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pin02.gif (1157 バイト)レンブラントハウスの複製・復刻版画が、オリジナル版画として売られているケースを最近見聞きします。

ある美術雑誌にでていたのですが、レンブラント版画の代表作「3本の樹」を500万円で買った人がいたそうです。版画で500万円といえば少なからずの金額ですので買った本人は「レンブラントならその位するのだろう」と大金を払って本物を手に入れたと思っていたそうなのですが・・・・。

実はこの版画 「3本の樹」は状態のよい本物であれば欧米のオークションで軽く1億円以上の価値ですし、複製であれば数千円。その中間(?)の500万円というのが、なんとも不思議な価格。
で調べてみたら、レンブラント・ハウスの復刻・複製版画だったとのこと。

この話を読んでしばらくしてからのことですが、時々巡回してくる近所の古物・骨董屋で、この「サスキアのいる自画像」に「レンブラント銅版画 20万円」という札がついて売られているのを目撃しました。額付き価格です。初日には展示してあったのですが、なんと翌日見に行くと もうありません。どこかの誰かが買ったのでしょうか?そうでなく、売り手が引き下げたことを祈るばかりです。(ちなみに本物あれば2-400万ほどのものです)

こうした版画、見慣れていれば一目でわかるのですが、この種の複製・復刻版画が案外と多く出回っているのではないか。あるいはそれと知らずに本物として売ったり買ったりしているケースがあるのではないか。そんな懸念から、今回は、このレンブラントハウスの複製版画についてご紹介いたします。


pin01.gif (1236 バイト)レンブラント・ハウスとは?  

レンブラントは、17世紀オランダを代表する画家・版画家で、版画の世界では最高の地位にいます。レンブラントやデューラーがいたからこそ、版画は芸術の一部門としてその地位を築いたと言っても過言ではありません。


このレンブラントが1639-1658年にかけ住み、また仕事をした建物が、いまやレンブラント美術館(レンブラントハウス)になっており、このミュージウム・ショップで販売されている複製版画が今回テーマの、レンブラントハウスの複製版画です。

ご興味のある方はhttp://www.rembrandthuis.nl をお訪ねください。
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ショップの様子

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pin04.gif (1242 バイト)さてレンブラントハウスの複製版画がどうやって作られているかですが、簡単にいうと、当時の版画の中から、状態のよいものを撮影し、写真から銅版(凹版)をつくり、それをプロの職人が手で刷っているということになります。複製ですが、「銅版画」であることは事実。この複製版画についてもっと知りたい方はレンブラントハウスによる簡単な解説(英語)

pin08.gif (1249 バイト)最後になりましたがレンブラントハウスの複製版画の見分け方を以下に簡単に2つ記しておきました。

paper.jpg (14423 バイト) 全体的にやや薄い黄色の紙を用いている。比較のため、版画の左部分を、コピーに使う白い普通のA4の紙を2枚重ねて覆ってみました。色の違いがわかりますか?

このほか、画面に対しマージン(余白)が大きい(当時の版画は、ほとんどが 狭い余白になっている)。

また紙に漉いたときの細い条線が見える。「サスキヤのいる自画像」の背景にタテの線があるのをご覧あれ。

 

スタンプ

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左に示したスタンプが画面の裏に施されています。(φは10mmほどです)

書かれているのは「レンブラントハウス、アムステルダム、複製」の意。このほか整理番号が記されていることもあります。

紙とスタンプでの見分け方を紹介しましたが、複製・復刻版画そのものは良く出来ていて、なかなか見分けは難しいものがあります。

ではこの複製・復刻版画のお値段は?

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「サスキアのいる自画像」
11.5x10.2cm

「シックスの橋」
13.6x23.0cm

興味がある方は、おたずねください。

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