コンスタブル
ジョセフ マロード ウイリアム ターナー J.M.W Turner 1775-1851
19世紀を代表するロマン派の風景画家。「早熟の天才」といわれるほど、早くからその才能を発揮。また英国のみならず、ヨーロッパ各地を旅し、「旅の画家」とも呼ばれた。 この版画は未完に終わったオリジナル銅版画集「研鑚の書=Liber Studiorum」の一葉で、原画からエッチング(輪郭部分)、そしてメゾチント(陰影部分)までを自ら行った数少ない作品の一つ。レゾネを編集したFinbergによると、このシリーズの発行部数はおよそ200部。フランスのサボア県のシャモニー渓谷を描いたもの。画面中央に斜めに白く輝く氷河が見えている。刷り、保存とも良好。
ターナーとターナー版画
「アヴェロンの源流」 1816年、銅版画、Finberg 60、21.9x29.0cm、版上に銘
下の作品はクロード・ロランの影響を強く受けたもの。実際の風景というより、神話や宗教、歴史などにテーマをとり構成された「理想風景」といえる。
「タンバリンを持つ女」 1807年、銅版画、 21x29cm